ぱいぱいでか美が読む作詞家・児玉雨子の初小説は、目を背けてきた自分の弱さをむき出しにされる物語
ぱいぱいでか美
生々しく張り付いて離れない不安定さ『誰にも奪われたくない』の主人公は会社員を続けながら作曲家として活動する園田レイカ。楽曲提供をしたアイドルの中心メンバー・佐久村真子と出会い、二人の距離は縮まっていく。ランチに出かけ、家に招かれ、言われるがまま「あつ森」まで始める。 ここだけ紹介するとほっこり仲良し
2021.08.02単行本
ぱいぱいでか美
生々しく張り付いて離れない不安定さ『誰にも奪われたくない』の主人公は会社員を続けながら作曲家として活動する園田レイカ。楽曲提供をしたアイドルの中心メンバー・佐久村真子と出会い、二人の距離は縮まっていく。ランチに出かけ、家に招かれ、言われるがまま「あつ森」まで始める。 ここだけ紹介するとほっこり仲良し
2021.08.02児玉雨子
アイドルやアニメの楽曲を多数手がける気鋭の作詞家・児玉雨子さんによる初の小説『誰にも奪われたくない/凸撃』を刊行いたします。2篇の連作が収められた一冊です。「誰にも奪われたくない」は銀行で働きながら作曲家としても活動するレイカが主人公。コロナ禍で小規模に行われた業界関係者の新年会で、かつ
2021.07.21藤沢周
『世阿弥最後の花』藤沢周世阿弥は、なぜ72歳で遠く佐渡へと流され、彼の地で何を見つけたのか? 室町の都を幽玄の美で瞠目させた天才が最晩年に到達した至高の舞と、そこに秘められた謎に迫る著者最高傑作!辻原登氏、激賞!芥川賞作家がその身に「世阿弥」を憑依させて描く、驚異の長篇!発売即重版記念に、序章を公開
2021.07.20佐原ひかり
「相手にラベルをつけて思考停止に陥ることと、作者は全力で戦っている。傷つけない、というズルさに、これほど自覚的な物語を私は他に知らない」――柚木麻子さん激賞! 朝倉かすみさん、久美沙織さん、柚木麻子さんが絶賛し、第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞した、佐原ひかりさんの小説『ブラザーズ・ブラ
2021.07.19KAGAYA
Twitterフォロワー87万人超! 星空写真家&プラネタリウム映像クリエイターKAGAYAさんのベスト版写真集『Starry Nights── The Best of the Best』がついに刊行されます。10年の“奇跡“を集めたこの写真集には、KAGAYAさん自身が選び抜いた天空と地球が織りな
2021.07.19山本貴光
10年以上にわたって多彩な視点から日本語をめぐる著作を発表しつづけてきた今野真二さん。その日本語学のエッセンスを凝縮した一冊とも言える『日本語の教養100』が刊行されました。これを機に、今野日本語学の「年季の入った読者」と自任する山本貴光さんとの往復書簡が実現。日本語についてのみならず、世界をとらえ
2021.07.02斎藤美奈子
『小公女』『若草物語』『ハイジ』『赤毛のアン』『あしながおじさん』『大草原の小さな家』……大人になって読む少女小説は、新たな発見に満ちている。懐かしいあの名作には、いったい何が書かれていたのか? 翻訳少女小説の名作の数々を現代的な視点から読み直す、斎藤美奈子さんの新著『挑発する少女小説』(河出新書)
2021.06.29佐藤勝彦
「どうすれば科学者になれるのか?」宇宙の果て、生命の謎、コンピュータ…サイエンスに関心を抱き、研究職を目指す人へ、日本の科学研究を牽引した著者がその扉を開きます。第67回青少年読書感想文全国コンクール、「高等学校の部」課題図書から、冒頭文を公開中! * はじめに&nb
2021.06.28藤沢周
世阿弥は、なぜ72歳で遠く佐渡へと流され、彼の地で何を見つけたのか? 室町の都を幽玄の美で瞠目させた天才が最晩年に到達した至高の舞と、そこに秘められた謎に迫る著者最高傑作! * * * 『世阿弥最
2021.06.25諏訪部浩一
米南部に生きる者たちの苛烈さを描き、ガルシア=マルケスや中上健次ら次世代の巨匠たちへ影響を与えた、20世紀最大の物語「ヨクナパトーファ・サーガ」。その記念すべき第一作『土にまみれた旗』の初邦訳が、今月末に刊行されます。 米本国でも、本作が完全な形で一般の読者のもとに届くことになったの
2021.06.15世界基準の教養 for ティーンズ はじめての法律
山本 龍彦 日本語版監修川野 太郎 訳ララ・ブライアン 文ローズ・ホール 文アンナ・ハーディ イラストミゲル・ブストス イラスト
高峰秀子と作家たち
/高峰 秀子 著