
【試し読み】大統領選に向けて「政治の季節」が続くミャンマー 春日孝之『黒魔術がひそむ国 ミャンマー政治の舞台裏』 から探る、 ミャンマー政治の深層!
春日孝之
「敬虔な仏教国」として知られるミャンマーですが、2011年に軍政から民政へ移管後は、その豊富な埋蔵天然資源から日本を含むビジネス層から注目され、急速に経済発展を続けています。しかし一方ではロヒンギャ問題をはじめとして、国内情勢はとても複雑……先のミャンマー総選挙はアウンサンスーチー率い国民民主連盟(
2020.10.20単行本
春日孝之
「敬虔な仏教国」として知られるミャンマーですが、2011年に軍政から民政へ移管後は、その豊富な埋蔵天然資源から日本を含むビジネス層から注目され、急速に経済発展を続けています。しかし一方ではロヒンギャ問題をはじめとして、国内情勢はとても複雑……先のミャンマー総選挙はアウンサンスーチー率い国民民主連盟(
2020.10.20評・佐藤優(作家・元外務省主任分析官)
新型コロナウイルス感染蔓延による中国・武漢の都市封鎖解除から半年あまり――いまだ世界で猛威をふるうこのコロナ禍を最初に体験した都市から、女性作家・方方(ファンファン)が発信し続けた60日間の記録『武漢日記』は、日本でも発売以降、大きな反響を呼んでいます。いま、中国社会で何が起きているのか、そして、こ
2020.10.19評・中島京子
新型コロナウイルス感染蔓延による中国・武漢の都市封鎖解除から半年あまり――いまだ世界で猛威をふるうこのコロナ禍を最初に体験した都市から、女性作家・方方(ファンファン)が発信し続けた60日間の記録『武漢日記』は、日本でも発売以降、大きな反響を呼んでいます。いま、この記録を読む意味とは、また、作家はこの
2020.10.16応募要項【応募期間】2020年10月6日(火)〜2020年10月30日(金) 午前9:30【応募条件】・Twitterアカウントをお持ちであること・『あの夏が飽和する。』書籍公式Twitterアカウント「@anonatsu_book」をフォローしていること(当選の場合、DMでご連絡するため)【応募方
2020.10.06ユヴァル・ノア・ハラリ
『サピエンス全史』『ホモ・デウス』『21 Lessons』など、著作累計が世界2,750万部突破した世界的歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏が、コロナ禍について発信した寄稿・インタビューを、日本オリジナル編集の書籍『緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー』として刊行。氏の著作全てを訳した
2020.09.24評者・今泉力哉
肉食なのに乾いている小説『破局』を読んで笑った――遠野遥 著『破局』今泉力哉 私は普段小説を読む習慣がないので、一冊の本を読み終えるのに相当な時間がかかる。最初から最後まで一気に読めたことなんてほとんどない。でもいつぶりかに一気に読めたのが、この遠野遥という人が書いて文藝賞を受賞した前作『改良』だっ
2020.09.15斎藤真理子
訳者あとがき 本書は、二〇一六年に文学と知性社より刊行されたチョン・イヒョンの短編集『優しい暴力の時代』の全訳に、二〇〇七年に文学と知性社から刊行された短編集『今日の嘘』所収の「三豊百貨店」を加えて一冊としたもので、日本版オリジナル編集である。 チョン・イヒョンの代表作であり、二〇〇〇年
2020.09.14宇佐見りん
宇佐見りん『推し、燃ゆ』が、第164回芥川賞を受賞しました。「推しは私の背骨」と言い、アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。その推しが炎上し――。他の人ならなんなくこなせる「普通」ができず、推しを推すときだけ生きていることを感じられるあかりの生きづらさ、切実
2020.09.09川上未映子
発売中の秋季号は発売4日での増刷が決定し、大幅リニューアル後、6号中3号が増刷した「文藝」。今号では夏季号の緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」に続き、「世界の作家は新型コロナ禍をどう捉えたか」と題し、コロナ禍の中で世界の作家が紡ぐ言葉を特集しました。その中から今回、イギリス
2020.07.22遠野遥
このたび第163回芥川賞を受賞した遠野遥さんは、昨年、「改良」で文藝賞を受賞し作家デビューしました(選考委員:磯崎憲一郎、斎藤美奈子、町田康、村田沙耶香各氏)。芥川賞受賞を記念して、第56回文藝賞の「受賞の言葉」を公開します。 受賞の言葉遠野遥 受賞を機に、今までに書いたいくつ
2020.07.21