
『黄色い雨』の著者フリオ・リャマサーレスの短篇を無料公開!クリスマスには決して読めない、クリスマス・イブの物語。
フリオ・リャマサーレス
『黄色い雨』『狼たちの月』『無声映画のシーン』(いずれも木村榮一訳)等の作品で知られるスペイン語圏文学の巨匠フリオ・リャマサーレス。滅びゆくものたちの詩情と、世界の片隅への愛と共感が読み手の魂を震わせるリャマサーレスの、「集大成」となる短篇集『リャマサーレス短篇集』(木村榮一訳)を、5月27日(金)
2022.05.23単行本
フリオ・リャマサーレス
『黄色い雨』『狼たちの月』『無声映画のシーン』(いずれも木村榮一訳)等の作品で知られるスペイン語圏文学の巨匠フリオ・リャマサーレス。滅びゆくものたちの詩情と、世界の片隅への愛と共感が読み手の魂を震わせるリャマサーレスの、「集大成」となる短篇集『リャマサーレス短篇集』(木村榮一訳)を、5月27日(金)
2022.05.23高橋璃子
私たちが日常で感じているモヤモヤを吹き飛ばしてくれるような、とびきり刺激的な本が届きました。女性が経済的に自立できるような仕組みをつくり、新しい社会変革を模索すれば、仕事とプライベートのバランスも改善されて、さらにはセックスの質まで向上させてくれる。それはなぜーー? 男性にとっても女性にとっても生き
2022.05.19宇佐見りん
車で祖母の葬儀に向かう、17歳のかんこたち一家。思い出の景色や、車中泊の密なる空気が、家族のままならなさの根源にあるものを引きずりだしていく。52万部突破『推し、燃ゆ』に次ぐ、慟哭必至の最高傑作! ===↓試し読みはこの↓へ===くるまの娘宇佐見りん かんこ、と呼ぶ声がする
2022.05.11和合亮一
詩を書く不思議さを考えることがある。 それはどこからやってくるのだろうか、と。ずっと詩を書きつづけてきたのだけれど、あらためてふと考え込んでしまう時がある。何度も、そういう機会を経験してきたが、しかしいつも何かが分かるというわけでもない。もっと言えば、答えが欲しいというのでもない。ただそうした〈書
2022.05.09大森静佳
私たちは、言葉があるから苦しむのか。それとも苦しいから言葉にすがるのか。 『私語と』は、クリープハイプの尾崎世界観が20年の歳月をかけて書きつづってきたもののなかから、よりすぐりの75曲をおさめた歌詞集である。言葉によってわかりやすくまとまる前の、胸の疼きのようなものを慎重に、ときに破れか
2022.05.02山崎ナオコーラ
人類は、もともとは言葉を持っていなかった。 大昔、言葉はどこから生まれたんだろう?「誰かに何かを伝えたくて、そこから言葉が生まれた」と多くの人が想像するかもしれない。 けれども、本当にそうだろうか? 「ふと呟いた、ちょっとしたひとりごとが、人類の最初の言葉」ってことはないだろうか? ひとりごと、そ
2022.04.25クローヴァー・ホープ [取材・翻訳・構成]押野素子
これまであまり語られることのなかった女性ラッパーの活躍を紹介し話題を集める『シスタ・ラップ・バイブル』。この画期的な作品の著者クローヴァー・ホープさんに、本書を翻訳した押野素子さんが話を聞きました。ヒップホップとともにあった自身の生い立ちから、愛聴するアーティストやアメリカの音楽業界の現実まで、クロ
2022.04.25木澤佐登志
【ニック・ランド『絶滅への渇望』刊行記念 第2回】英国出身の哲学者ニック・ランドは、「加速主義」や「思弁的実在論」の源流として、またオルタナ右翼に哲学的基盤を与えた人物として注目を集めています。このたび、ランドの第一作にして唯一の主著『絶滅への渇望』が刊行されました。ニック・ランドを紹介する第一人者
2022.04.14五井健太郎
【ニック・ランド『絶滅への渇望』刊行記念 第1回】英国出身の哲学者ニック・ランドは、「加速主義」や「思弁的実在論」の源流として、またオルタナ右翼に哲学的基盤を与えた人物として注目を集めています。このたび、ランドの第一作にして唯一の主著『絶滅への渇望』が刊行されました。ランドの思想が凝縮したかたちで展
2022.04.11松下隆志
ロシアによるウクライナ侵攻を受けて書かれたウラジーミル・ソローキン(*)のエッセイ「プーチン 過去からのモンスター」は多くの海外メディアに掲載された。「文藝 2022年夏季号」(2022年4月7日発売)では、オリジナルのロシア語テクストからの全訳を緊急掲載している。その掲載を受け、ソローキンの多くの
2022.04.08